原爆で社殿焼失も1963年に再建、国の平和と郷土の繁栄、家内安全の神
[住所]長崎県長崎市城栄町41-67
[電話]095-844-3221

長崎県護国神社(ながさきけんごこくじんじゃ)は、長崎県長崎市城栄町にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は神社本庁の別表神社全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治維新から太平洋戦争までの国難に殉じた長崎県関係の護国の英霊約6万柱を祀る。その中には当県出身の橘周太命も含まれる。橘中佐は現在、当県の橘神社の御祭神である。

明治2年(1869年)、長崎市梅ヶ崎に、戊辰戦争で戦死した藩士43柱を祀る梅ヶ崎招魂社が創建された。

明治7年(1874年)、長崎市西小島に台湾の役の戦死者536柱を祀る佐古招魂社が創建され、以降、国難に殉じた英霊を合祀してきた。

昭和14年(1939年)、招魂社の制度改正により両招魂社は護国神社となった。昭和17年(1942年)3月、両護国神社を合併して内務大臣の指定を受け、現在地に社殿を造営し、昭和19年(1944年)3月に竣工・遷座した。

昭和20年(1945年)8月、原爆投下により全ての社殿などを失ったが、霊代は無事だったため、遷座前の佐古招魂社跡(梅ヶ崎天満宮)を仮宮とする。

昭和38年(1963年)10月に再建された。昭和44年(1969年)、昭和天皇と皇后が親拝。

木製の大きな鳥居が特徴的で、境内には長崎縣消防殉職者之碑、長崎市傷痍軍人之碑、長崎水交会之碑などがある。

例祭は春季が4月22日、秋季が10月26日。

【ご利益】
国の平和と郷土の繁栄、家内安全の守護神
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