江戸三大天神とは？ : 神社と古事記

東京区内にある有力な三天満宮、亀戸天神社・湯島天満宮・平河天満宮

江戸三大天神（えどさんだいてんじん）とは、近世は江戸府内、現在の東京都の区内に所在する三つの菅原道真を御祭神とする有力な天神・天満宮の総称。亀戸天神社（江東区）、湯島天満宮（文京区）、平川天満宮（千代田区）の三社。いずれも江戸二十五天神に含まれている。

江戸三大天神として流布されているのは、一般的には、亀戸天神社、湯島天満宮、谷保天満宮（国立市）。しかし、谷保天満宮は「江戸」と呼ぶには離れすぎており、江戸三大天神の場合は、平河天満宮を入れるのが自然であり、谷保天満宮を入れる場合は、関東三大天神とした方がよいか。

なお、一般には、江戸三大天神と関東三大天神は同義語として扱われる場合が多く、亀戸天神社、湯島天満宮、谷保天満宮の三社を江戸三大天神であり、関東三大天神であるとする。また、別説では、五條天神社を亀戸天神社に替えて入れる場合があるという。

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