原町田の分村に際して北条氏照が開拓者と相談して創建、町田三天神の一社
[住所]東京都町田市原町田1-21-5
[電話]042-722-2325

町田天満宮(まちだてんまんぐう)は、東京都町田市原町田にある神社。主祭神は菅原道真公。日枝社(山王社)、飯綱社を併せて奉斎。

本町田の菅原神社南大谷天神社とともに町田三天神の一社で、東京の天神さま32社の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

かつての本町田は、今の原町田と南大谷も含む広大なものだったが、天正10年(1582年)、原町田村が本町田村と分離独立。

原町田も本町田同様、鎮守は菅原神社であったが、原町田の分離独立により、村民は鎮守を失うことになった。

当地の領主だった北条氏照は、社寺政策によって村民を統治する方法に熱心で、原町田の開拓者である三橋家や武藤家などと話し合い、分村に先駆けて、もともと古い祠にあった現在地に菅原道真を祀ったのが当社の創祀とされる。

しかし、大火に多く見舞われた町田は古い記録がことごとく失われており、詳細は不明な点が多い。

元和元年(1615年)の棟札に「天満天神奉遷宮」とあり、名主の三橋・武藤両家により、社殿が造営されている。

享和4年(1804年)の『村柄様子書上書』には、「村鎮守天満宮社」とあり、天満宮と称されていたことが分かる。

嘉永6年(1853年)、京都白川殿より、「町田天満威徳天神」の社号を賜る。明治3年(1870年)の『原町田村明細帳』に「氏神菅原大神祭礼の儀、8月24日神輿巡幸、25日神楽斎行」の記録が見える。

明治5年(1872年)、原町田の大火により社殿を焼失。明治27年(1894年)再建される。昭和42年(1967年)、現社殿を造営。旧社殿は境内社として現存している。

例祭は9月25日付近の土日。神幸祭で、神輿の巡行が盛大に行われる。毎月1日に骨董市が開催される。

日本プロサッカーリーグであるJリーグのFC町田ゼルビアが必勝祈願を行う神社

【ご利益】
農耕神、冤罪を救う神、学問・書道の神(公式HP
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