10月の例大祭で奉納される「七進五退三転」の足運びの七五三獅子舞が有名
[住所]山形県西置賜郡白鷹町鮎貝3303-1
[電話]0238-85-5510

鮎貝八幡宮(あゆかいはちまんぐう)は、山形県西置賜郡白鷹町にある神社。近代社格では県社、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は応神天皇(八幡神、第十五代天皇)。参拝すれば、御朱印を頂ける。

康平3年(1060年)、鎮守府将軍としてこの地に下降した源義家が八幡神を勧請し、錦旗を御神体として社地を定めて祀ったのに始まると伝えられる。

江戸時代には領主・上杉氏の祈願所とされ、近隣18か村の総鎮守と定められた。

明治31年(1898年)、鮎貝城本丸跡の現在地に社殿を移築し、遷座した。

明治33年(1900年)には近くの八幡森にあった稲荷社を合祀、現在は本殿で倉稲魂命(うかのみたまのみこと、稲荷神)を配祀する。

10月10日の例大祭では、七五三獅子舞と呼ばれる獅子舞が奉納される。近年は直近の日曜日などに奉納されることが多い。

「七進五退三転」という独特の足運びをすることからその名があり、置賜地方に分布する「七五三の舞」の元祖とされ、白鷹町の無形文化財に指定されている。

獅子頭には雄獅子と雌獅子があり、舞にでるのは真っ白なたて髪に、赤い耳の雄獅子。重さは約二貫匁(やくにかんもんめ)の7.5キロあり、七五三の舞を三回繰り返すには相当の体力が必要で、一人前の舞い手になるには10年の経験が必要と言われている。

【ご利益】
厄祓い、勝運、家内安全、身体堅固など
鮎貝八幡宮 - 10月の例大祭で奉納される「七進五退三転」の足運びの七五三獅子舞が有名
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鮎貝八幡宮の御朱印