読み:ひよしたいしゃひがしほんぐうほんでんおよびはいでん
員数:1棟
種別:建造物の部 近世以前/神社
時代:桃山 文禄4年(1595年)
重文:1901.08.02(明治34.08.02)
国宝:1961.04.27(昭和36.04.27)
都道府県:滋賀県
所在地:大津市坂本本町
所有者:日吉大社
管理者:-

日吉大社の東本宮本殿及び拝殿は、文禄4年(1595年)の建立。豊臣秀吉による再建となる。檜皮(ひわだ)葺きで、屋根形式は「日吉造」という、日吉大社特有のもの。

「日吉造」は日吉大社でしか見れないもので、存在するのは本件とやはり国宝に指定されている西本宮本殿、および摂社宇佐宮本殿のわずか三棟のみである。

正面から見ると入母屋造に見えるが、背面中央の庇(ひさし)部分の軒を切り上げ、この部分が垂直に断ち切られたような形態(縋破風)になっているのが特色。

西本宮本殿とは、一見するとほとんど同じもののように見えるが、唯一、背面の三の間の高さについて、本件の方が西本宮本殿より一段高いという点が異なっている。

建造年的には西本宮本殿の方が本件より古いが、様式的には本件の方がより古い様式であるという。

どちらも本殿の前には桁行三間、梁間三間、入母屋屋根、妻入の拝殿が建っており、さらにその拝殿の手前には三間一戸の楼門が配されている。
国宝「日吉大社東本宮本殿及び拝殿」(滋賀県大津市)
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