どすこい~出雲と相撲
・刊行:2015/7/1
・著者:島根県立古代出雲歴史博物館
・出版:ハーベスト出版

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相撲に縁ある出雲の地から、相撲の歴史に迫った展示図録。

国譲り神話や野見宿禰の伝承などから、相撲の起源の地とされている島根県出雲地方。

それゆえか、今日まで相撲との縁は深い。

その中でも江戸時代の相撲は、出雲抜きには語れないであろう。

当時松江藩は雷電為右衛門など多くの力士を抱え、これらの力士は雲州力士として江戸などの勧進相撲で活躍するとともに、地元では、出雲大社などで土俵入りや勧進相撲を行っていた。

現在における祭礼行事を見ても、當為知相撲、神の相撲など特徴ある神事相撲が多く伝承されている。

この相撲に縁の深い島根の地から、雲州力士の活躍の様子を中心に、相撲の歴史に迫った展示会の詳細がこの一冊に。

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