等彌神社 - 桜井市
「卑弥呼の鏡」の説がある画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)が、桜井市の等彌神社(とみじんじゃ)に神宝として所蔵されていることがわかり、調査した桜井市纒向学研究センターが研究紀要で報告しました。他にも鉄刀と勾玉(まがたま)が確認されており、古代の遺跡が密集する市内の鳥見山周辺の古墳から出土した可能性があると言います。産経新聞が報じています。画像は桜井市による等彌神社の紹介ページより(出典:桜井市

画文帯神獣鏡は最古級の古墳とされる桜井市のホケノ山古墳や、天理市の黒塚古墳など3世紀代の古い古墳から出土することが多い銅鏡。

中国の魏が倭の女王・卑弥呼に贈ったと『魏志』倭人伝に記されている銅鏡(百枚)の可能性があると言われています。

今回の調査で、等彌神社の神宝が、鏡、検、勾玉と三種の神器と同じ種類のものであることが分かりました。鳥見山の西麓に鎮座する当社は、初代神武天皇とゆかりが深く、また2015年4月、伊勢の神宮(伊勢神宮)の皇大神宮(内宮)から譲り受けた鳥居が、一の鳥居として竣工しています。

佐藤高静宮司も「鳥居が竣工した時期に、鏡などの“三種の神器”が報告されることに奇縁、神縁(しんえん)を感じています」と語っている、とのこと。

念のため、産経新聞の報道において、下記を勝手に訂正させていただきます。
×邪馬台国の女王・卑弥呼 → ○倭の女王・卑弥呼
×古事記によれば、鳥見山は神武天皇が~ → ○日本書紀

前者については、他のメディアでも同じ過ちを繰り返していることで、もしかすると新聞社内規の記述方法なのかもしれませんが、学術的には間違っています。

後者については、古事記に何が書かれ、日本書紀に何が書かれているのか、まだまだ国民の常識になっていないのだな~、と感じる今日この頃。