黒袴台遺跡の様子 - 栃木県埋蔵文化財センター
栃木県埋蔵文化財センター(下野市紫)によると、佐野市黒袴町の黒袴台遺跡(くろはかまだいいせき)から、縄文時代早期中葉(約8500年前)の大規模な集落跡が発見されました。同センターの2013-2014年度の発掘調査で分かったと言います。毎日新聞が報じています。画像は、2014年6月に行われた現地説明会資料より、黒袴台遺跡の様子(出典:栃木県埋蔵文化財センター)。

黒袴台遺跡は縄文時代から中世にかけての複合遺跡。竪穴住居跡や横穴式石室などの遺構が確認されています。遺跡からは、出流原式土器約160点や片刃石器約120点、石鏃約450点、石鏃の製作過程で生じたとみられる破片約2400点が出土。

出流原式土器がこれだけ多数出土した例は他にないと言います。また、黒曜石は矢板市高原山や長野県、伊豆七島などで産出する黒いガラスのような石で、交易などを通じ遠隔地から持ち込まれたとみられています。

縄文時代早期中葉において、北関東一大拠点集落だったと考えられます。発掘調査報告会が同センターで午前10時-午後3時に行われます。
参加は無料ですが、事前の予約が必要で定員は110人。先着順となります。申し込みは同センターまで、電話:0285-44-8441となります。

【関連サイト】
栃木県埋蔵文化財センター - 公式サイト
今回の現地報告会のパンフレット(PDF)