彌彦神社の境内完成予想図
2015年5月の大相撲夏場所で初優勝し、大関昇進を果たした照ノ富士関は6月5日、新潟県弥彦村の彌彦神社(弥彦神社)とその地域で相撲文化を盛り上げていこうというプロジェクトの実行委員会が立ち上げにゲストとして招かれたと言います。日テレNEWS24が報じています。画像は記念事業で整備が進む彌彦神社の境内完成予想図(出典:彌彦神社)。

弥彦村を訪れたのは、伊勢ヶ濱部屋の大関・照ノ富士関。照ノ富士関は大相撲夏場所の初優勝で、大関昇進を果たしました。

彌彦神社では、大正の再建・遷座から100年を迎えています。彌彦神社の神事である相撲節会(8月)にちなみ、相撲場の新築を進めています。

御祭神である天香山命、『古事記』に登場するタカクラジに比定されていますが、相撲とはピンときません。調べてみると、末社の諏訪神社が中心の神事なのかもしれません。諏訪神社であれば、タケミナカタ。相撲に近づきます。

ともかく、弥彦村では、これをきっかけに、当地の相撲文化を盛り上げていこうという動きが盛んです。「相撲場開き」は8月に予定されており、おそらく相撲節会と関連付けられることになるのでしょう。

その際は、横綱・日馬富士関による土俵入りも予定されているとのこと。また一つ、相撲の聖地ができるのかもしれません。非常に楽しみです。

彌彦神社の遷座100年に関する情報は公式サイトで。

【関連記事】
鹿島神宮で横綱・白鵬による奉納土俵入りが2015年6月6日午前11時半から行われる - 鹿嶋市
「春のお伊勢場所がやって来る」神宮奉納大相撲、60回目の節目は2015年3月29日 - 伊勢の神宮