★☆ 祝 ☆★ 史跡足利学校が日本遺産に認定されました!
日本遺産認定を受け、史跡足利学校(足利市昌平町)のゴールデンウイーク(GW)期間の来場者が前年比25%増となり、増加傾向を見せていると言います。開館前に並ぶケースもあり、窓口を増設して対応。関係機関は、秋の行楽シーズンに向け、旅行会社などと連携し外国人を含めた誘客に取り組むと言います。産経新聞が報じています。画像は足利市、足利学校を中心とした、「近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-」の紹介(出典:足利市)。

足利学校(あしかががっこう)は、下野国足利荘(現在の栃木県足利市)にあった、平安時代初期、もしくは鎌倉時代に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関。室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府でした。

日本遺産として、15年4月に「近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-」が認定され、その中に足利学校も構成文化財に含まれています。

それによると、「現存する日本最古の学校の遺跡。我が国儒学の学灯を伝える学問の府として全国より学徒が集った。自由で開放的な学びと自学自習の精神は、近世の学校の原点となった。なお、聖廟は国内現存最古のものである」とのこと。

■足利学校の所在地 公式サイト
・栃木県足利市昌平町・大門通
- JR足利駅から徒歩9分
- 東武足利市駅から徒歩14分

日本遺産が認定されて半月ほど、観光効果が初めて確実に確認された初の事例ともなります。今後、他の日本遺産への影響なども考えられるかもしれません。

【関連サイト】
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