弥生時代集落・西側遺跡の調査 - 豊橋市
東日新聞は下記のように報じています(原文ママ)。上の画像は2013年の西側遺跡現地説明会の資料より(出典:豊橋市)。
豊橋市は4月30日、東三河地方を代表する弥生時代の集落跡として知られる西側遺跡(牛川町)で、それより古い古墳時代中期の集落跡が見つかったと発表した。市によると東三河で同時代の集落の調査例は少なく、構造を探る上で貴重な成果だという。10日に現地説明会を開く。
弥生時代の集落跡として知られる遺跡から、それより「古い」古墳時代中期の集落跡が見つかるという、ある意味ではスゴイことになっています。記事自体が混乱しているので、現地説明会も本当にあるのかどうか不安なところ。ただ、貴重な現地説明会の情報ですので、少し調べ、豊橋市にも確認を取りながら、下に再構成します。

西側遺跡(牛川町)は2013年までの調査で、弥生時代後期前葉(1世紀ごろ)の竪穴建物跡や方形周溝墓が確認され、その際、現地説明会も行われていました。概要はこちらから。

それによれば、西側遺跡では、平成14年から続く発掘調査で、集落を外界と区画する環壕や建物跡、方形周溝墓などが確認され、2013年の調査によって、集落の居住域と墓域との位置関係が判明、遺跡の構造が明らかになりました。2013年現地説明会のPDFレポートもダウンロードできます。

東三河地方では全体が調査された弥生時代集落はないため、当地方のモデルケースとなりうる成果です。

その際もすでに古墳時代の遺構・出土物が確認されていた、とのことですが、それ以降の最新の調査により、古墳時代の遺構がかなり明らかになり、古墳時代中期(5世紀ごろ)の竪穴建物3棟以上が見つかっており、比較的残りが良いものなので、今回改めて現地説明会を行う、とのこと。

現地説明会は豊橋市によれば、報道通り2015年5月10日、10:30~と14:00~の二回。本記事作成段階では、まだ豊橋市のウェブサイトなどに関連情報は掲載されておりませんが、お問い合わせは報道にある、市文化財センター、電話0532(56)6060か、

教育委員会 美術博物館
〒440-0801 愛知県豊橋市今橋町3-1 電話:0532-51-2882
E-mail:bijutsu@city.toyohashi.lg.jp

以上までご確認ください。

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