日本遺産「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」
文化庁は、2015年4月21日に開催された「日本遺産審査委員会」の審議を経て、18件を平成27年度の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定し、発表しました。その中の一件として、「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」(三重県明和町)が選ばれました。画像は文化庁発表資料の中の、「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」(出典:文化庁)。

ストーリーの概要は以下の通りです。

古代から中世にわたり,天皇に代わって伊勢の神宮(伊勢神宮)の天照大神(アマテラス)に仕えた「斎王」は、皇女として生まれながら、都から離れた伊勢の地で、人と神との架け橋として、国の平安と繁栄を願い、神への祈りを捧げる日々を送った。

斎王の宮殿である斎宮は、伊勢神宮領の入口に位置し、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われている。

地元の人々によって神聖な土地として守り続けられてきた斎宮跡一帯は、日本で斎宮が存在した唯一の場所として、皇女の祈りの精神を今日に伝えている。

【関連記事】
日本遺産(平成27年度) - 第一回目に認定された全18件を一挙公開 「女性」重視?
国史跡・斎宮跡で2015年4月25日に第9回工事見学会開催、正殿模型の初公開など - 三重・明和
15年6月6、7日に第33回斎王まつり、斎王役に前田彩乃さん、子ども斎王役に石谷好花さん
斎宮跡で復元建物第6回工事見学会、コース整備で檜皮ぶき工事が間近に見学 - 三重県・明和町

平成27年度「日本遺産」認定18件
・「近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-」(茨城県水戸市など)
・「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」(群馬県)
・「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡 -人、技、心-」(富山県高岡市)
・「灯(あか)り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」(石川県)
・「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~」(福井県)
・「「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜」(岐阜県岐阜市)
・「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」(三重県明和町)
・「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」(滋賀県)
・「日本茶800年の歴史散歩」(京都府)
・「丹波篠山 デカンショ節 -民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」(兵庫県篠山市)
・「日本国創成のとき―飛鳥を翔(かけ)た女性たち―」(奈良県)
・「六根清浄と六感治癒の地 ~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」(鳥取県三朝町)
・「津和野今昔~百景図を歩く~」(島根県津和野町)
・「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」(広島県尾道市)
・「「四国遍路」~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~」(四国四県など)
・「古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~」(福岡県太宰府市)
・「国境の島 壱岐・対馬 ~古代からの架け橋~」(長崎県)
・「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~ 日本でもっとも豊かな隠れ里― 人吉球磨 ~」(熊本県)