神宮125社、内宮・摂社 堅田神社とも関連？ 序列17位の五穀豊穣の神を祀る
［住所］三重県伊勢市二見町江字明神奥992
［電話］-
江神社（えじんじゃ）は、三重県伊勢市二見町江にある神社。
伊勢の神宮（伊勢神宮）、神宮125社の一社で、皇大神宮（内宮）の摂社の一社。内宮摂社27社の第17位。伊勢神宮125社めぐりの中で二見めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「江神社（伊勢国・度会郡）」に比定される式内社（小社）。
社名は入り江に由来し、入り江を巻いて松が林立する光景から地域では「巻江の明神」（蒔絵の明神）と呼ばれている。
この名称は『寛文摂社再興記』や『神三郡神社参詣記』に記されており、江戸時代には認知されていた。ただし、当社と「巻江の明神」が同所であるという確証はない。
社地の面積は1140平方メートル。古代の社地は1町（約9917平方メートル2）、長さ4尺（約1.2メートル）×広さ5尺（約1.5メートル）×高さ6尺（約1.8メートル）の社殿を有した。
御祭神は長口女命（ながくちめのみこと）、大歳御祖命（おおとしのみおやのみこと）、宇加乃御玉命。
三柱とも地域の土地神であり、五穀豊穣の神。長口女命は元伊勢の御祭神にもなっている女神で、別名を「江之姫」、弁才天と同じ神という。
『皇大神宮儀式帳』によれば、天須婆留女命（あめのすばるのみこと、棒原神社の御祭神）の子であるという。
大歳御祖命は一般的に、宇加乃御玉命と、その兄の大歳神の母である神大市比売を指す。神大市比売は内宮の摂社である湯田神社でも祀られている。
御塩浜から船で五十鈴川の入り江に到着した倭姫命は、佐見津日子命に出迎えられ、当社を定めたという。
神宮の摂末社では、倭姫命を出迎えた神を御祭神とする神社が多いが、当社では佐見津日子命は祀られていない（後述のように、以前は祀られていた可能性がある）。
『倭姫命世記』によると、第11代垂仁天皇25年、倭姫命は堅田神社を定めた後、五十鈴川の入り江で佐見津日子命に会い、地名を尋ね、「江社」を定めたとしている。
名前の類似から、堅田神社の御祭神である佐見都日女命との関係が考えられる。
建久3年（1192年）の『皇太神宮年中行事』に「江神社祝堅田神社祝等所役」の文字が見られるが、その後退廃していく。
寛文3年（1663年）10月11日に再興された。
再興地については御巫清直が本来の社地は江寺（現 太江寺）で、退廃の際に江村の産土神（現 栄野神社）へ移転したのではないかという説を唱え、疑義を表明。
また『二見町史』は、当社が明治以前は「八王子社」と呼ばれ、御祭神を「氏神佐美都彦命」としていたと記している。
社殿は、大正2年（1913年）12月に建て替えられ、昭和52年（1977年）9月21日にも造り替えを行われた。
三節祭（月次祭・神嘗祭）、祈年祭、新嘗祭、臨時奉幣祭の際には神宮から神職らが訪れ、社頭で祭祀を執り行う。
【ご利益】
五穀豊穣の神
皇大神宮（内宮）摂社
・序列1位 朝熊神社 （伊勢市朝熊町）
・序列2位 朝熊御前神社 （伊勢市朝熊町）
・序列3位 園相神社 （伊勢市津村町）
・序列4位 鴨神社 （度会郡玉城町）
・序列5位 田乃家神社 （度会郡玉城町）
・序列6位 田乃家御前神社 （度会郡玉城町）
・序列7位 蚊野神社 （度会郡玉城町）
・序列8位 蚊野御前神社 （度会郡玉城町）
・序列9位 湯田神社 （伊勢市小俣町）
・序列10位 大土御祖神社 （伊勢市楠部町）
・序列11位 国津御祖神社 （伊勢市楠部町）
・序列12位 朽羅神社 （度会郡玉城町）
・序列13位 宇治山田神社 （伊勢市中村町）
・序列14位 津長神社 （伊勢市宇治）
・序列15位 堅田神社 （伊勢市二見町）
・序列16位 大水神社 （伊勢市宇治）
・序列17位 江神社 （伊勢市二見町）
・序列18位 神前神社 （伊勢市二見町）
・序列19位 粟皇子神社 （伊勢市二見町）
・序列20位 川原神社 （伊勢市佐八町）
・序列21位 久具都比賣神社 （度会郡度会町）
・序列22位 奈良波良神社 （度会郡玉城町）
・序列23位 棒原神社 （度会郡玉城町）
・序列24位 御船神社 （多気郡多気町）
・序列25位 坂手国生神社 （度会郡玉城町）
・序列26位 狭田国生神社 （度会郡玉城町）
・序列27位 多岐原神社 （度会郡大紀町）
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江神社（えじんじゃ）は、三重県伊勢市二見町江にある神社。
伊勢の神宮（伊勢神宮）、神宮125社の一社で、皇大神宮（内宮）の摂社の一社。内宮摂社27社の第17位。伊勢神宮125社めぐりの中で二見めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「江神社（伊勢国・度会郡）」に比定される式内社（小社）。
社名は入り江に由来し、入り江を巻いて松が林立する光景から地域では「巻江の明神」（蒔絵の明神）と呼ばれている。
この名称は『寛文摂社再興記』や『神三郡神社参詣記』に記されており、江戸時代には認知されていた。ただし、当社と「巻江の明神」が同所であるという確証はない。
社地の面積は1140平方メートル。古代の社地は1町（約9917平方メートル2）、長さ4尺（約1.2メートル）×広さ5尺（約1.5メートル）×高さ6尺（約1.8メートル）の社殿を有した。
御祭神は長口女命（ながくちめのみこと）、大歳御祖命（おおとしのみおやのみこと）、宇加乃御玉命。
三柱とも地域の土地神であり、五穀豊穣の神。長口女命は元伊勢の御祭神にもなっている女神で、別名を「江之姫」、弁才天と同じ神という。
『皇大神宮儀式帳』によれば、天須婆留女命（あめのすばるのみこと、棒原神社の御祭神）の子であるという。
大歳御祖命は一般的に、宇加乃御玉命と、その兄の大歳神の母である神大市比売を指す。神大市比売は内宮の摂社である湯田神社でも祀られている。
御塩浜から船で五十鈴川の入り江に到着した倭姫命は、佐見津日子命に出迎えられ、当社を定めたという。
神宮の摂末社では、倭姫命を出迎えた神を御祭神とする神社が多いが、当社では佐見津日子命は祀られていない（後述のように、以前は祀られていた可能性がある）。
『倭姫命世記』によると、第11代垂仁天皇25年、倭姫命は堅田神社を定めた後、五十鈴川の入り江で佐見津日子命に会い、地名を尋ね、「江社」を定めたとしている。
名前の類似から、堅田神社の御祭神である佐見都日女命との関係が考えられる。
建久3年（1192年）の『皇太神宮年中行事』に「江神社祝堅田神社祝等所役」の文字が見られるが、その後退廃していく。
寛文3年（1663年）10月11日に再興された。
再興地については御巫清直が本来の社地は江寺（現 太江寺）で、退廃の際に江村の産土神（現 栄野神社）へ移転したのではないかという説を唱え、疑義を表明。
また『二見町史』は、当社が明治以前は「八王子社」と呼ばれ、御祭神を「氏神佐美都彦命」としていたと記している。
社殿は、大正2年（1913年）12月に建て替えられ、昭和52年（1977年）9月21日にも造り替えを行われた。
三節祭（月次祭・神嘗祭）、祈年祭、新嘗祭、臨時奉幣祭の際には神宮から神職らが訪れ、社頭で祭祀を執り行う。
【ご利益】
五穀豊穣の神
皇大神宮（内宮）摂社
・序列1位 朝熊神社 （伊勢市朝熊町）
・序列2位 朝熊御前神社 （伊勢市朝熊町）
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・序列4位 鴨神社 （度会郡玉城町）
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・序列6位 田乃家御前神社 （度会郡玉城町）
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・序列8位 蚊野御前神社 （度会郡玉城町）
・序列9位 湯田神社 （伊勢市小俣町）
・序列10位 大土御祖神社 （伊勢市楠部町）
・序列11位 国津御祖神社 （伊勢市楠部町）
・序列12位 朽羅神社 （度会郡玉城町）
・序列13位 宇治山田神社 （伊勢市中村町）
・序列14位 津長神社 （伊勢市宇治）
・序列15位 堅田神社 （伊勢市二見町）
・序列16位 大水神社 （伊勢市宇治）
・序列17位 江神社 （伊勢市二見町）
・序列18位 神前神社 （伊勢市二見町）
・序列19位 粟皇子神社 （伊勢市二見町）
・序列20位 川原神社 （伊勢市佐八町）
・序列21位 久具都比賣神社 （度会郡度会町）
・序列22位 奈良波良神社 （度会郡玉城町）
・序列23位 棒原神社 （度会郡玉城町）
・序列24位 御船神社 （多気郡多気町）
・序列25位 坂手国生神社 （度会郡玉城町）
・序列26位 狭田国生神社 （度会郡玉城町）
・序列27位 多岐原神社 （度会郡大紀町）
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