浅間神社で最も古い、浅間大社の元宮 世界遺産の富士山遥拝所
[住所]静岡県富士宮市山宮740
[電話]0544-58-5190

山宮浅間神社(やまみやせんげんじんじゃ)は、静岡県富士宮市山宮にある神社。近代社格では村社。

全国にある浅間神社の一社で、富士山本宮浅間大社の元宮・山宮でもとは摂社。ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つ。国の史跡「富士山」の一部。

富士山本宮浅間大社の創建以前に富士信仰の大神が最初に奉斎された場所で、大神が現在の浅間大社に遷されたのち「山宮」となった。

そのため、浅間大社も含め、全国に約1300社ある浅間神社のなかで最も古いと考えられている。

境内には富士山の遥拝所・御神木などがあり、本殿はなく祭祀遺跡としての形を残している。特に、遥拝所の主軸は富士山の方向を向いている。

御祭神は富士山本宮浅間大社と同じく木花之佐久夜毘売命。別称を「浅間大神」とも。

社伝によれば、第11代垂仁天皇3年、富士山麓の山足の地にて祀られていたという。のち第12代景行天皇の御世、日本武尊は東国遠征の途中、駿河国で賊徒の攻撃にあった。

追い込まれた日本武尊は、富士の神(浅間大神)を祈念し、窮地を脱することに成功。

日本武尊はその神の恩恵から富士大神を祀ることとし、当地に磐境が設けられ祀られることとなったという。

その後、大同元年(806年)、平城天皇の命により坂上田村麻呂が現在の浅間大社がある地に社殿を造営し遷座したという。その際、その地にもとからあった富知神社が現在地に遷座した。

浅間大社の遷座後も、当地は浅間大社の元宮・山宮として浅間大社の祭祀に深く関わってきた。浅間大社では「初申祭」として4月初申日に当社への参拝が行われる。

この祭では、古くは「山宮御神幸」として当社と浅間大社の間で御鉾の渡御も行われており、その鉾を休めた「鉾立石」が当社と浅間大社楼門前に残っている。

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