川俣の元服式 - NHK映像マップみちしる~新日本風土記アーカイブス~
川俣の元服式(かわまたのげんぷくしき)
種別1:風俗慣習
種別2:人生・儀礼
公開日:毎年1月21日
指定日:1987.01.08(昭和62.01.08)
都道府県:栃木県
所在地:日光市川俣地区

栃木県日光市川俣地区で600年以上続くといわれる伝わる成人儀礼。

我が国には、古くから成年に達したことを社会的に承認するための儀礼をあげる慣例が広くみられた。

川俣の元服式は、江戸時代末期以降、年々執り行われてきたと伝えられ、ナヅケ(名付け)、ナガエ(名替え)とも称される。

現在は、数え年20歳の男子を対象として、地区公民館で実施され、オヤコ契りの交盃、サカナ料理の儀、祝芸の披露などが執り行われる。

この行事は、地区民の前で、オヤコ契りが披露され、一人前の男となったことを承認し、そして祝い励ますもので、各地で伝承されてきた元服式の典型例の1つとして重要である。

保護団体名:川俣自治会
重要無形民俗文化財「川俣の元服式」 - 栃木・日光、600年以上続くと言われる成人儀礼
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