八幡太郎・源義家ゆかり、アヂスキタカヒコネ祀る陸奥国一宮
[住所]福島県東白川郡棚倉町大字八槻字大宮224
[電話]0247-33-3505

都都古和気神社(つつこわけじんじゃ、都々古和気神社、都々古別神社)は、福島県東白川郡棚倉町(八槻)にある神社。

『延喜式神名帳』にある「都都古和気神社(陸奥国・白河郡)」に比定される式内社(名神大社)の論社。歴史的な一宮としての陸奥国一宮を称し、近代社格では国幣中社

和気、あるいは和氣を「別」の字とし、都都古別神社。近くに複数の同名神社があるため、所在地を取り八槻都都古和気神社(やつきつつこじんじゃ)とも。都々古別三社の一社。

現在は神社本庁の別表神社「全国一の宮会」に加盟している。参拝すれば、御朱印を頂ける。

社伝によると、味鉏高彦根命がその父である大国主命を助けて奥羽の地を開拓し、住民にその徳を慕われ、当地に祭祀されたのが始まりとされている。

日本武尊がこの地に東征したとき、千度戦って千度勝ったとされ、その後陸奥国に来た八幡太郎・源義家が、この故事を称えて当神社を「千勝大明神(ちかつだいみょうじん)」と名づけたという。

主祭神は味鉏高彦根命、あわせて日本武尊を祀る。

付近の馬場都都古別神社が上之宮(上の宮)と呼ばれるのに対して、当社は中之宮(中宮)。下野宮(下宮)の近津神社を含め、久慈川沿いに鎮座するこの三社は江戸期には近津三社と総称された。

また、陸奥国一宮には当社と馬場都都古別神社のほか、石川町の石都々古和気神社、宮城県塩竈市の鹽竈神社がある。

豊作を願って、年の初めに神楽などとともに、稲作の作業過程を、せりふのやりとりと簡単な所作で、模擬的に演じる「都々古別神社の御田植」が国の重要無形民俗文化財に指定されている。

【ご利益】
五穀豊穣、子孫繁栄など
都都古別神社(八槻) - 八幡太郎・源義家ゆかり、アヂスキタカヒコネ祀る陸奥国一宮
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重要無形民俗文化財「都々古別神社の御田植」 - 稲作過程を疑似的に演じる、福島
『日本の神社全国版(100) 2016年 1/12 号 [雑誌]』 - 陸奥の霊峰に祀られた神が鎮まる社
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都都古別神社(八槻)の御朱印