・所在地:奈良県吉野郡大淀町土田
・経緯度:北緯34度38分96.04秒 東経135度79分58.67秒

・時 期:-
・時 代:縄文時代~近世
・形 状:集落
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
つったいせき。従来から縄文時代、弥生時代の土器と石器が散布する遺跡として知られていた。

近年、大型店舗の新築にともない、1992年と2002年の2回にわたり、奈良県立橿原考古学研究所による発掘調査が実施された。その結果、弥生時代中期の円形住居と古墳時代、6世紀後半頃のカマド付き竪穴住居、7世紀から8世紀にかけての掘立柱建物や庭園の遺構などがみつかり、長期に渡っていとなまれた複合遺跡であることが判明。

2015年2月には江戸期の耕作地跡も確認されている。

隣接地では5世紀後半頃の須恵器も採集されており、本町でも類をみない大規模な遺跡のひとつ。調査された遺構は、店舗の地下に保存されている。

【関連サイト】
大淀町の文化財 - 大淀町公式サイト

【関連サイト】
弥生中期から奈良時代の複合遺跡・土田遺跡で15年2月21日に現地説明会と発掘体験 - 奈良・大淀町