・所在地:鹿児島県鹿屋市王子町王子・下祓川町小原
・経緯度:北緯31度40分24.79秒 東経130度86分18.63秒

・時 期:紀元前1世紀~1世紀
・時 代:弥生時代中期
・形 状:集落
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
縄文時代早期では、調査区の約200平米の範囲で、集石遺構1基を検出。この集石は、長径90センチ、短径80センチの規模で、石材に安山岩を用い、集石の表面には炭がタール状に付着していた。遺物では、貝殻条痕を綾杉状に施した石坂式土器の少破片少量が出土した。

弥生時代の遺構では、竪穴住居跡27軒、掘立柱建物跡14棟(棟持柱をもつもの6棟、掘立柱に土坑をもつもの2棟を含む)、土坑4基、溝状遺構2条などを検出。竪穴住居跡5軒、掘立柱建物跡2棟、溝状遺構などの一部が鹿屋バイパス建設の予定地外へ延びている。

竪穴住居跡27軒の掘り方は、その形状によって区分すれば、その平面形が方形と円形に分けられ、方形を基本にしていると見られるもの19軒、円形を基本にしていると見られるもの4軒、方形を基本とするが四隅に丸味がある隅丸方形のもの1軒、不詳3軒に大別できる。

弥生時代の遺物では, 大型甕形土器・甕形土器・形土器・鉢形土器・高形土器などの土器をはじめ、磨製石鏃・打製石鏃・棒状敲石・扁平大型打製石器・砥石・打製石器・磨石兼凹石・樹皮布敲石などの石器、鉄製の刀子・鉄滓などの鉄製品、大小の土製勾玉や軽石製品などが出土。

【関連サイト】
王子遺跡(鹿屋市王子町王子・下祓川町小原)
王子遺跡(鹿屋市王子町王子・下祓川町小原)