因幡国一宮、御祭神は建内宿禰 古事記の記載通りの創祀縁起も
[住所]鳥取県鳥取市国府町宮下651
[電話]0857-22-5025

宇倍神社(うべじんじゃ)は、鳥取県鳥取市にある神社。古代に清音で「うへ」神社と呼ばれたが、語義は不明。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『延喜式神名帳』にある「宇倍神社(因幡国・法美郡)」に比定される式内社(名神大社)。歴史的な一宮としての因幡国一宮で、近代社格では国幣中社、現在は神社本庁の別表神社「全国一の宮会」に加盟している。

御祭神は、武内宿禰命(たけしうちのすくねのみこと)。『古事記』でも大きな存在感を示す、古代日本の重要人物。

本社では、命が360余歳の長寿であったために長寿の神とされる。明治32年(1899年)、神社で初めて拝殿が日本の紙幣の図案となったことが縁で、金運・財宝の神ともされる。

御祭神は、因幡国造の祖である彦多都彦命(ひこたつひこのみこと)とも、また伊福部氏の祖である武牟口命(たけむくちのみこと)とも。

伊福部氏の第16世、伊其和斯彦宿禰(いきわしひこのすくね)が因幡国造となり、第13代成務天皇から賜った太刀などを神として祀ったとあるのが当社の創祀ともされる。

建内宿禰は成務天皇の御世ごろから政界で影響力を行使し、国造の任命などを行っていたと思われ、伊福部氏と関わりがあったかもしれない。

もともとは伊福部氏の祖神を御祭神としていたが、後世になって建内宿禰に代わったともされるものの、全く縁がなかったわけではないと思われる。

後丘の亀金山に本殿を見下す位置に双履石(そうりせき)があり、御祭神終焉の遺蹟と伝えられる。

地下1.2メートルの所から竪穴式石室が発見され、古墳時代前期から中期の円墳(もしくは前方後円墳)の一部と判明した。

毎年4月21日が例祭で、国府の祭り(「国府祭」「例大祭」)と呼ばれる。県指定無形民俗文化財「麒麟獅子舞」が奉納される。

例祭後の神幸祭には、元禄時代(1688年-1704年)に鳥取藩の大名行列を模したのものが起源という武者・奴行列が供奉する。

日本のプロサッカーリーグ、Jリーグのガイナーレ鳥取が必勝祈願を行う神社である。

【ご利益】
金運、事業成功、健康長寿(公式HP
宇倍神社 - 因幡国一宮、御祭神は建内宿禰 古事記の記載通りの創祀縁起も
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