ヤマトタケルが主祭神、摂社に父母と妻子も祀るヤマトタケル安住の社
[住所]滋賀県大津市神領1-16-1
[電話]077-545-0038

建部大社(たてべたいしゃ)は、滋賀県大津市にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『延喜式神名帳』にある「建部神社(近江国・栗太郡)」に比定される式内社(名神大社)。歴史的な一宮としての近江国一宮で、近代社格では官幣大社、現在は神社本庁の別表神社「全国一の宮会」に加盟している。

社伝では、日本武尊の死後の第12代景行天皇46年、ヤマトタケルの妃・布多遅比売命が神勅によって、御子・建部稲依別命とともに住んでいた神崎郡建部郷千草嶽(現在の東近江市五個荘伊野部町付近の箕作山)の地にヤマトタケルを「建部大神」として祀ったのが創建。

建部郷の「建部」の名はヤマトタケルをしのんで名代として名付けられたことに因むという。後、天武天皇4年(675年)に近江の守護神として、現在地の栗太郡勢多へ遷座。

遷座後、元の千草嶽の麓には、奈良時代の神護景雲2年(768年)に聖真大明神と建部大明神が設けられたとされ、現在は建部神社が建てられている。

主祭神は本殿が日本武尊(やまとたけるのみこと)、本殿相殿神が天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、あるいは天明玉命(あめのあかるたまのみこと)とする場合もある。

また、権殿には奈良県桜井市の大神神社から勧請された大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る。

例祭は4月15日。毎年8月17日には船幸祭が行われる。重さ1.5トンの大神輿を御座船に乗せ瀬田川を下る。日本武尊の東征故事に基づくもの。

春の日吉大社山王祭、秋の天孫神社大津祭とともに、大津三大祭の一つともされている。

摂社に、聖宮神社(景行天皇)、大政所神社(景行皇后イナビノオオイラツメ)、藤宮神社(フタジヒメ)、若宮神社(イナヨリワケ)があり、ヤマトタケルの父、母、妻、子がきっちりお祀りされている。

【ご利益】
開運、出世、必勝、厄除、災難除など(公式HP
建部大社 - ヤマトタケルが主祭神、摂社に父母と妻子も祀るヤマトタケル安住の社
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