ヤマトタケル由来の浅間大神、以前は諏訪の神の地?
[住所]山梨県富士吉田市上吉田5558
[電話]0555-22-0221

北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)は、山梨県富士吉田市にある神社。近代社格は県社、現在は神社本庁の別表神社。ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つ。国の史跡「富士山」の一部。

第12代景行天皇40年、皇子ヤマトタケルの東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中、当地「大塚丘(同市上吉田5619)」に立ち寄ったという伝承がある。

ヤマトタケルがそこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝し、「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」とし、以来、大鳥居が建てられ、大塚丘に浅間大神とヤマトタケルを創祀。実質的な当社の創建。

天応元年(781)、富士山の噴火があり、甲斐国主の紀豊庭朝臣が卜占し、延暦7年(788年)、大塚丘の北方に社殿を建立。これが現在社殿のある地で、ここに浅間大神を遷し、大塚丘にはヤマトタケルは祀る。

ただし、古来より一帯に「諏訪の森」があったとされ、現在でも境内社に諏訪神社(地主神としている)があり、もともとは諏訪神社だったと思われる。

御祭神の浅間大神は、木花開耶姫命、その夫である彦火瓊瓊杵命、その父である大山祇神。 毎年8月26・27日に行われる、国の重要無形民俗文化財に指定されている「吉田の火祭」が有名。

本殿に続く杉と檜の参道のすばらしさで知られ、本殿両脇には夫婦檜がそびえ、太郎杉といった御神木がある。雄大な「木」のパワーを感じられるスポットとして有名。

【ご利益】
安産・火防、芸能、酒造・養蚕(つまり産業)、交通、流通、夫婦和合、夫婦・家族円満(公式HP
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『日本の神社全国版 2015年 3/3 号 [雑誌]』 - 北口本宮冨士浅間神社(山梨県・富士吉田市)

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