津田左右吉全集〈別巻第1〉神代史の新しい研究;古事記及び日本書紀の新研究
・刊行:1966/2
・著者:津田左右吉
・出版:岩波書店

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日本史学者・津田左右吉は、大正2年(1913)、『神代史の新しい研究』を発表、古事記や日本書紀の記事の多くは、後世の朝廷で創作されたものであることを指摘。

この説に従えば、卑弥呼に関わる事件や人物を記紀の記述と結びつけてきた大和説はよりどころを失う。

そして、「邪馬台国の位置について」(『オリエンタリカ』一、昭和23年(1948年)8月)などにおいて、邪馬台国の行程記事には、帯方郡からの使節が距離を誇張した点があると考え、邪馬台国が奴国や不弥国の南方にあったということは、疑いない、とし、地名から考えると筑後国の山門郡とするのが穏当であろうとした。

津田は白鳥庫吉の弟子筋にあたる。

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