浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)
J1浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)は2015年1月14日、大原サッカー場で今季の初練習を行い、9年ぶりのリーグ奪還を目指すシーズンが始動。チームは練習前に、さいたま市浦和区の 調神社で毎年恒例の必勝祈願に臨みました。埼玉新聞が報じています

調神社(つきじんじゃ) は式内社で、およそ2000年前の、第九代開化天皇3年に創建されたと伝わる古社です。別称として調宮(つきのみや)、親しみを込めて調宮様(つきのみやさま)とも呼称されます。

鳥居のない神社、としても知られています。それは、第十一代垂仁天皇の皇女ヤマトヒメに由来する故事にちなむもの。ヤマトヒメが伊勢の神宮に落ち着くまでの途中、当地に立ち寄った際、神宮に納める荷物の運搬の妨げにならないようにとの配慮から、と言われています。

御祭神は、伊勢の神宮と同じく天照大御神(あまてらすおおみかみ=アマテラス)、豊宇気姫命(とようけびめのみこと=トヨウケビメノカミ)、それに素盞嗚尊(すさのおのみこと=スサノヲ)となります。

全国各地に点在するヤマトヒメ伝説の中でも、神社なのに実際に鳥居をもうけない、という決まりを守っている調神社は、ヤマトヒメにちなむパワースポットの一つ。ヤマトヒメといえば、甥っ子にあたる英雄ヤマトタケルの活躍をサポートしたことでも知られます。

レッズにもその加護がありますように。

調神社(埼玉県さいたま市浦和区岸町3−17−25)


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