・所在地:埼玉県行田市埼玉

・時 期:6世紀前半
・時 代:古墳時代後期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
埼玉古墳群を構成する前方後円墳古墳。埼玉古墳群として国の史跡。埼玉県では最大の規模で、6世紀前半の築造。二つの山があるように見えることからこの名がある。

墳丘長138メートル、後円部径70メートル・高さ13メートル、前方部幅90メートル・高さ14.9メートル。方形の二重周濠をもつ。現在の内堀は水をたたえているが、元々は空堀だったことがわかっている。

西側くびれ部に造り出しがある。墳形は稲荷山古墳および鉄砲山古墳と同様、大仙陵古墳(大阪府・堺市)に類似し、稲荷山古墳を1.15倍すると二子山古墳に重なる。

もと東側裾に観音寺があったところから「観音山」とも呼ばれる。 内部埋葬施設は不明。周濠からは1メートルを越える円筒埴輪が、多数出土している。

【関連サイト】
二子山古墳 (行田市) - Wikipedia