日本古代史 正解 纒向時代編
・刊行:2010/6/1
・著者:大平裕
・出版:講談社

・『日本古代史 正解 纒向時代編』をアマゾンで購入

「大平さんは日本の古代史の空白を埋め、驚きの歴史を再現した。まったく知らなかった古の日本の姿が本書に示されている」――櫻井よしこさん

【第1章】纒向遺跡
【第2章】邪馬台国は畿内大和にあった 北九州説徹底批判
【第3章】歴史から存在を消された天皇たち
【第4章】神武天皇と「欠史八代」の実像
【第5章】台与とは誰か
【第6章】倭建尊 復活への論証
【第7章】武内宿禰の甦り

【関連記事】
【邪馬台国論争】今までの研究・論争まとめ - 畿内説

管理人了
主に安本美典氏の説を批判的にとらえて論を進めることで、纒向遺跡の2009年の建物跡発見を、「邪馬台国所在地論争に終止符を打つ発見」 として、邪馬台国畿内説を展開。

卑弥呼をアマテラスに比定し、 卑弥呼死後の大乱は記紀における神武東遷に相当する、とした。そのため、台与が誰なのかということが、「日本古代史上最大の問題」として、「豊」の系譜を探る。
魏朝時代の各国人口比較 - 大平裕『日本古代史 正解 纒向時代編』P65
武内宿禰の系譜 - 大平裕『日本古代史 正解 纒向時代編』P252