・所在地:奈良県桜井市東田130
・経緯度:北緯34度54分36.61秒 東経135度83分33.78秒

・時 期:3世紀後半
・時 代:古墳時代前期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
ひがいだおおつかこふん。纒向遺跡を構成し、最初期の古墳群である纒向古墳群(箸中古墳群とも)に属する前方後円墳。国の史跡。

古墳時代初頭(3世紀後半)の築造と考えられており、いわゆる纒向型前方後円墳丘墓。葺石や埴輪は確認されていない。

全長約120メートル、後円部径約68メートル、後円部高さ9メートル、前方部長約50メートル、周濠幅約21メートル、周濠深さ1.3メートル。

現在はかなり削られている前方部が西南に長く延びる。試掘調査により前方部に盛土が残っていることが確認され、2007年4月12日、桜井市教育委員会は全長がこれまでの推測より14メートル長く110メートル以上である旨を発表した。

埋葬施設は周濠外堤部に1基確認されている。甕棺(周濠外堤部より東海系壺片で蓋をした西部瀬戸内系土器棺埋納)、土師器(布留0式)、木製品などが検出している。

【関連サイト】
東田大塚古墳 - Wikipedia