・所在地:奈良県桜井市東田355
・経緯度:北緯34度54分72.73秒 東経135度83分47.92秒

・時 期:3世紀半ば
・時 代:古墳時代前期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
まきむくかつやまこふん。纒向遺跡を構成し、最初期の古墳群である纒向古墳群(箸中古墳群とも)に属する前方後円墳。国の史跡。

古墳時代前期初頭の築造と考えられており、全長約115メートル、後円部径約70メートル、前方部長約45メートル、くびれ部幅26メートル、後円部の高さ約7メートル。周濠幅約25メートル。葺石や埴輪は確認されていない。

2001年(平成13年)5月30日の第4次調査において、周濠くびれ部埋土中より検出されたヒノキ板材を奈良文化財研究所埋蔵文化財センターにて年輪年代測定した結果、伐採年代は、新しく見積もっても西暦210年頃と推定されることが判明。

年輪年代測定以前は、布留0式土器の出土により土器編年を利用し年代基準を決定していた。土器編年による年代は西暦300年前後。

【関連サイト】
纒向勝山古墳 - Wikipedia