・刊行:1985/11
・著者:桐生源一
・出版:玉源書店

・『邪馬壱国は新潟県であった (1985年)』をアマゾンで購入

中越地方は縄文文化が著しく栄えた。そこに、中国南部にあった越の国の難民(越は紀元前334年、楚によって滅亡)が入植し、縄文人と同化、古事記でもお馴染みの越の国(高志)を樹立。

邪馬台国は邪馬壱国だったという古田武彦氏の説を取って、ヤマイツ。中越地方の人たちの間では、イとエの発音が混同されるから、ヤマエツ国。

魏志倭人伝によれば、卑弥呼の後継者である壱与が魏に送った貢物の中に「孔青大勾珠」があるが、これは翡翠(ヒスイ)の勾玉のこと、だとする。古代のヒスイの原産地は新潟県糸魚川地方に限定されている。

邪馬台国新潟説を提唱する。