【高松塚古墳壁画一般公開記念】古代衣装を身に着けて記念缶バッチをつくろう
極彩色の人物群像などで知られ、修復作業中の国宝・高松塚古墳壁画の一般公開が2015年1月17日、奈良県明日香村平田にある仮設修理施設(国営飛鳥歴史公園内)で始まります。同月25日まで(21日は休み)。1日につき400人程度、前日までの申し込みが必要ですが、空きがあれば当日参加もできると言います。毎日新聞が報じています。画像は国営飛鳥歴史公園の公式サイト、記念イベントに関するページ。

壁画は文化庁が2007年に墳丘から取り出して施設内で修復しており、一般公開は13回目。古代衣装姿の記念写真を缶バッチに加工する紀念イベントも開催中で、1月17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)計4日間、10:30~15:00、国営飛鳥歴史公園館内にて、参加費は100円とのこと。詳しくはこちらから。

高松塚古墳(奈良県・明日香村)は、7世紀末(古墳時代終末期)に築造された円墳で、日本を代表する装飾古墳。国の特別史跡。直径23メートル(下段)及び18メートル(上段)、高さ5メートルの二段式の円墳。

今回の一般公開に関するお問い合わせ、お申し込みは一般公開事務局(06-6976-0400)まで。

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