縄文の宇宙、弥生の世界―三内丸山と吉野ケ里の原風景
・刊行:2000/2
・著者:高島忠平、岡田康博
・出版:角川書店

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三内丸山遺跡と吉野ヶ里遺跡(佐賀県・吉野ヶ里町)。この南北の大集落遺跡の発掘調査・研究に携わってきた二人が、これまでの成果をもとに、古代の風景を再現し、縄文・弥生人の世界観・宇宙観に迫る。

三内丸山と吉野ケ里の人々はどのような暮らしを営んでいたのか、稲作はいつ始まったのか、縄文・弥生時代に戦争はあったのか、吉野ケ里は邪馬台国か―

私たちを惹きつけてやまない、さまざまな問題にふれながら、二つの巨大集落の出現と消滅の謎に挑む。

高島忠平は、日本の考古学者で「ミスター吉野ヶ里」と呼ばれる。『吉野ヶ里と古代遺跡』(学研)、『日本通史 古代1 吉野ヶ里』(岩波書店)、『環濠集落吉野ヶ里遺跡とクニの成立』(吉川弘文館)なども含め、邪馬台国九州説、吉野ヶ里遺跡が邪馬台国、としている。

また、卑弥呼はシャーマンともしている。

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