高松塚は高市皇子の墓
・刊行:1991/7
・著者:土淵正一郎
・出版:新人物往来社

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柿本人麿(人麻呂)の「高市挽歌」は「高松塚の墓碑」である。東アジア的視野からの壁画・出土品の探究と、今日までの調査研究の諸資料を詳細に検討し被葬者を立証。既往諸説を紹介・反論し、百家争鳴の決着を期する待望の書。被葬者の謎を解明。

高松塚古墳(奈良県・明日香村)解明上の障害としてこれまで「墓誌・墓碑」が見つからないことが言われて来た。そこで本書は大胆にも、全学者渇望のこの「墓碑」に等しい柿本人麿の「高市挽歌」を発見したとあえて言う。歌に詠まれた3つの地名「百済」「石村」「城上」の意味は?

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