幻の王国・狗奴国を旅する―卑弥呼に抗った謎の国へ
・刊行:2009/12
・著者:赤塚次郎
・出版:風媒社

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日本列島の二、三世紀の風景を考古学資料を駆使して再検討し、邪馬台国の最大のライバル・狗奴国の実態を探る。

考古学者として畿内説を採りながら、「主に考古学的な資料を駆使して、ある程度の学問的な手順を踏んだうえで、狗奴国を東海地域に求めたい」とし、「現在の考古学資料を見ていくかぎりでは、残念ながら邪馬台国が九州島に存在することを説明する手だてはほとんど残っていないのが実状」と断定する。

いわゆる狗奴国=濃尾平野説。

赤塚は1996年、「前方後方墳の定着」(『考古学研究』第四十三巻第二号、1996年)において、すでに大和地域の前方後円墳を邪馬台国系に、 尾張や近江といったもとから前方後方墳が強かった地域を狗奴国に比定する論を発表していた。

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