織田信長ゆかり、御祭神はスサノヲ、イニシキイリビコの剣が御神体
[住所]福井県丹生郡越前町織田113-1
[電話]0778-36-0404

劔神社(つるぎじんじゃ)は、福井県越前町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『延喜式神名帳』にある「剣神社/劔神社(越前国・敦賀郡)」に比定される式内社(小社)の論社。越前国二宮。近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社

別名織田明神(おたみょうじん)。中世以降、この地の歴代の領主、斯波氏、朝倉氏、織田氏の崇敬を受け保護された。

特に織田信長は当社の神官の子孫であるとされ、織田家の氏神とされた。尾張織田家は故郷の名にちなんで織田と名乗ったのが始まりである。

御祭神は素盞嗚尊を主祭神とし、気比大神忍熊王を配祀する。

社伝によれば、御神体となっている剣は、第11代垂仁天皇皇子の五十瓊敷入彦命が作らせた神剣。

神功皇后摂政の時代に第14代仲哀天皇皇子の忍熊王が譲り受け、忍熊王が高志国(越の国)の賊徒討伐にあたり無事平定した。

のち、伊部郷座ヶ岳に祀られていた素盞嗚尊の御神霊を伊部臣が現在地に勧請し、この神剣を御霊代とし祀ったことに始まると伝えられる。

忍熊王はその後もこの地を開拓したことから、開拓の祖神として父である仲哀天皇(気比大神)とともに配祀されたと伝える。

「梵鐘」が国宝に指定されている。 「劔御子寺鐘神護景雲四年九月十一日」の銘のある梵鐘(神護景雲4年は770年)。奈良時代の在銘鐘として貴重なもの。

道鏡が失脚した際に神馬とともに奉納されたとの伝承がある。

なお、式内社「劔神社」の論社は他に、敦賀市の当社および式内同名神社がある。

境内社に、式内社「織田神社」の論社である織田神社がある。他の論社に、敦賀市の野坂神社に合祀された同名の神社がある。

また、当社そのものを式内社「伊部磐座神社」とする説もある。他の論社に、越前市芝原の飯部磐座神社、細野の当社と同名の神社がある。

なお、北陸で五十瓊敷入彦命と縁のある神社としては石川県中能登町の天日陰比咩神社がある。

【ご利益】
安産、厄除、開運、交通安全など(公式HP
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