越中国一宮の一つ、オオクニヌシがヌナカワヒメに通った道の気配が濃厚
[住所]富山県南砺市高瀬291
[電話]0763-82-0932

高瀬神社(たかせじんじゃ)は、富山県南砺市にある神社。『延喜式神名帳』にある「高瀬神社(越中国・砺波郡)」に比定される式内社(小社)。歴史的な一宮としての越中国一宮の論社。近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社「全国一の宮会」に加盟している。参拝すれば、御朱印を頂ける。

主祭神は大己貴命(大国主命)、配神として天活玉命(あめのいくたまのみこと)、五十猛命(いそたけるのみこと=スサノヲの子であるオオヤビコと同一神)。このほか礪波郡内の氏神と越中国内の式内社34座の神を祀る。天活玉命はニギハヤヒの降臨に従った神の一柱。

創建の年代は不明。オオクニヌシが北陸平定を終えて出雲へ戻る時に、国魂神として自身の御魂をこの地に鎮め置いたのに始まると伝えられるが、第十二代景行天皇の御世であるとも伝えられる。

ここにもオオクニヌシが越の国の美女神ヌナカワを求めた「ヌナカワ姫に通った道」の気配がみられる。

戦国時代には戦乱で荒廃したが、江戸時代に加賀藩主・前田氏の崇敬を受けて手厚く保護された。

なお、越中国一宮は当社も含め四社あり、その他のものは、射水神社気多神社雄山神社

【ご利益】
福の神、縁結び。農耕、医術の神。民生の安定。ここでは、ニギハヤヒとニニギの降臨を同一ととらえて、天孫降臨としている点も興味深い。また、確かに五十猛命は植林の神ではあるが、なぜこの流れで植林、というところは不明。(公式HP
高瀬神社 - 越中国一宮の一つ、オオクニヌシがヌナカワヒメに通った道の気配が濃厚
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高瀬神社の御朱印