日本考古学の原点・大森貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
・刊行:2006/12
・著者:加藤緑
・出版:新泉社

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いまから130年前の明治10年6月、来日すぐのモースは、汽車で横浜から東京に向かう途中、大森停車場をすぎたところで線路際に露出した貝塚を発見した。

東京都品川区から大田区にまたがる縄文時代後期から末期の貝塚で、今ではモース貝塚とも呼ばれる大森貝塚だ。

―こうして始まる日本最初の考古学的発掘と刊行された報告書の内容と特徴をわかりやすく解説する。