伊勢神宮と古代王権―神宮・斎宮・天皇がおりなした六百年 (筑摩選書)
・刊行:2012/3
・著者:榎村寛之
・出版:筑摩書房

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神宮をめぐり、交錯する天皇家と地域勢力の野望。王権は何を夢見、神宮は何を期待したのか? 王権の変遷に翻弄され変容していった伊勢神宮という存在の謎に迫る。

伊勢神宮には二つの顔がある。

一つは、伊勢地域に実際に存在する地域神社としての顔。

もうひとつは、中央政権が構想した、天照大神(アマテラス)がいるとされる国家的存在としての顔だ。

両者をつなぐ存在が天皇の代わりに神宮を奉斎する斎王であった。伊勢と天皇はなぜ、いかにして結びついたか。中央政府にはどんな思惑があったのか。政治の変動に翻弄され斎宮が衰えゆくなか、神宮はいかなる変容を遂げ、現在に至るのか―

王権・神官・斎王という三者の関係から、伊勢神宮とは何かを問いなおす。

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