本当は怖い「古事記」―日本人が知らない闇の日本神話 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
・刊行:2012/7
・著者:古銀剛
・出版:学研パブリッシング

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日本最古の書物「古事記」には一般に紹介されない恐ろしい神話が数多く記されている。天地創造や天孫降臨、英雄伝説といった輝かしい表の神話とは別に、魑魅魍魎がうごめく残忍で恐ろしい裏の神話が存在するのだ。日本人が知らない闇の日本神話の実像に迫る。

日本神話の原典であり、日本最古の書である『古事記』。この大古典を精緻に読み進めてゆくと、さまざまな疑念・謎が浮かび上がってくる。因幡の「シロウサギ」は、なぜ、「白兎」ではなく「素兎」と記されたのか? 「国譲り」神話は、じつは「国盗られ」神話ではないだろうか? なぜ、ヤマトタケルは残虐な殺し方をしたのか? なぜ、下巻には天皇家の醜聞が延々と記されているのか?

いったい、『古事記』は何をわれわれに伝えようとしているのだろうか?

日本人の原典に潜むグロテスクな闇を、今、明らかにする。