出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなのか? (じっぴコンパクト新書)
・刊行:2013/9/19
・著者:久能木紀子
・出版:実業之日本社

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60年ぶりの平成の大遷宮で注目を集めている出雲大社は多くの謎に包まれている。

第一の謎は本殿の高さが48メートルあったというその巨大さ。現代のビルの高さにすれば実に15階建ての高さである。

また、出雲大社の主祭神、大国主大神は有名な神話「因幡の白ウサギ」や「縁結び」の神様としても親しまれているが、その正体は謎に満ちている。

七つの名前を持つと言われる謎や、死と再生を繰りかえす成長儀礼などの謎を「記紀」の記述から読み解いていく。

また、奈良時代に成立した「出雲国風土記」によると当時、出雲には399社の神社があったと書かれている。

その出雲大社以外の出雲神話ゆかりの熊野神社、神魂神社、八重垣神社、真名井神社、六所神社、日御碕神社なども紹介する。