卑弥呼の陵墓 江田船山古墳の真実
・刊行:2013/12/4
・著者:荒木信道
・出版:幻冬舎ルネッサンス

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熊本県玉名郡和水町にある江田船山古墳は、明治6年に地元の人々によって発掘され、出土した副葬品は東京国立博物館に一括して保管され国宝の指定を受けている。

92点にも及ぶ出土品の中には、75字の銘文が刻まれた銀象嵌銘鉄刀や、金銅製の冠帽、銅鏡、金製耳飾などがあり、当時の最高水準の技術で製作されたそれらの持ち主としてはやはり邪馬台国の女王・卑弥呼しか考えられない。

邪馬台国は百余国に及ぶ倭国の国々を治める、中心の国であった。これまでの邪馬台国論争を覆し、邪馬台国は熊本にあったことを立証するために、江田船山古墳と九州各地に伝えられてきた倭国の残滓を徹底検証する、著者畢生の書。

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