邪馬台国と倭国―古代日本と東アジア
・刊行:1993/12
・著者:西嶋定生
・出版:吉川弘文館

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日本史最大の謎、邪馬台国。はたして卑弥呼はその国の女王であったのか、倭国と邪馬台国はいかなる関係にあるのか、倭国の形成は大陸の歴史とどのように関わっているのか、等々。

本書は、東洋史の碩学が「東アジア世界」「冊封体制」の二つの命題をもとに、中国王朝と東アジア諸民族の動向を踏まえ、日本国家と民族文化の形成を雄大なスケールで描く。

西嶋ははじめ明・清の社会経済史を専攻したがのちに古代史に移り、中華帝国冊封体制論を唱え、邪馬台国北九州説に与した。

倭国の出現―東アジア世界のなかの日本』(1999年)において、「卑弥呼が邪馬台国の女王であるという記述はない。またそのように解釈しなければならない叙述もない」と指摘、あくまでも倭の女王であり、邪馬台国の女王ではない、とした。

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