・刊行:鈴木武樹
・著者:1975
・出版:大和書房

・『邪馬台国〈1〉―論集 (1975年) (日本古代文化叢書)』をアマゾンで購入

鈴木 武樹(すずき たけじゅ、1934年8月11日 - 1978年3月27日)はドイツ文学者・評論家。静岡県磐田市出身。

鈴木は「日本古代史99の謎」なども含め、邪馬台国論争において、邪馬台国の位置を「九州の熊本県山鹿市」に比定している。

唐代の「翰苑」という本に書かれているように「邪馬嘉国」が正しいという「ヤマカ國説」を唱えた。

この後も、このように漢字にこだわる説が登場してくるが、これは古田武彦の説、そしてそれに基づく安本美典などの反論及びその論争の賜物、とも言えなくもない。

【関連記事】
【邪馬台国論争】今までの研究・論争まとめ - 九州説 - 熊本県