・所在地:大阪府堺市堺区大仙中町

・時 期:5世紀前半
・時 代:古墳時代中期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
百舌鳥古墳群に属し、第十六代仁徳天皇陵である大仙陵古墳の南に接する西向きの、前方部の短い帆立貝形をしている前方後円墳で、同古墳の陪塚。古墳の全長は69メートル、後円部径43メートル、前方部幅26メートル。

大仙陵古墳の陪塚としては、他に丸保山古墳収塚古墳塚廻古墳鏡塚古墳孫太夫山古墳銅亀山古墳樋の谷古墳狐山古墳永山古墳大安寺山古墳源右衛門山古墳坊主山古墳茶山古墳などがある。

調査では、葺石と円筒埴輪があり、幅10メートル程の周濠がめぐっていたが、埋葬施設などについては不明。現在は前方部とそのまわりの濠を復元して整備されている。

世界遺産への登録を進めている百舌鳥・古市古墳群のリストにおいて、「竜佐山古墳(たつさやまこふん)」として、帆立貝形墳(61m)、NO.M14で設定されている。百舌鳥・古市古墳群のリストにおける百舌鳥古墳群のリストも参照。

【関連サイト】
竜佐山古墳 - 堺市

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