・所在地:大阪府岸和田市摩湯町

古墳ランキング > 35位 

・時 期:4世紀後半
・時 代:古墳時代中期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
出土した埴輪の形態の特徴から、4世紀後半、古墳時代前期の築造と考えられている前方後円墳で、国の史跡に指定されている。

墳丘長約200メートル、前方部の長さ約100メートル、高さ14メートル、後円部径約100メートル、高さ20メートル。丘陵部の先端に築造されている。全国35位の規模。

和泉地方最大の規模であり、保存の状態も極めて良好なことで知られる古墳。中央政権と結びつきが強い在地豪族の墳墓と推定されている。

くびれ部には造り出しが設けられている。後円部の周りには濠がめぐっているが、現在は溜池となっており、築造当時のものではないと考えられている。墳丘には河原石の葺石で葺かれていることが、現在も人工的に削られた石などを周囲から確認できる。

戦前の発掘調査で、墳丘からは家形埴輪、円筒埴輪、蓋型埴輪などの埴輪類が、後円部墳頂からは土師器高杯が出土している。
摩湯山古墳(大阪府・岸和田市) by Googleアース - ぶっちゃけ古事記
【関連サイト】
摩湯山古墳 - Wikipedia