・所在地:奈良県北葛城郡広陵町大字三吉元斉音寺
・古墳ランキング > 33位
・大王(オオキミ)墓候補
・時 期:4世紀末
・時 代:古墳時代中期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の特別史跡
【概要】
4世紀末から5世紀初め、古墳時代前期から中期への過渡期の築造で、馬見古墳群に属する前方後円墳。国の特別史跡に指定されている。
馬見古墳群の中央群中でも大きく、中心的な存在。北向きだが、中心軸は少し北東に向いている。墳丘の周囲は幅広い周濠が巡らされており、水をたたえた濠となっている。
前方部と後円部の両方のくびれ部に方形の造り出しが付設されている。 後円部は盗掘されている。
全長204メートル、後円部径110メートル、高さ25メートル、前方部幅94メートル、高さ21メートル。後円部の頂上は径45メートル。全国33位の規模。
周濠は楯形で、幅は後円部側で33メートル、前方部側で37メートル、くびれ部造り出し周辺で57メートル。周濠の外堤は最大幅が27メートル。
後円部の頂上部が明治年間に盗掘を受け多くの遺物が出土しており、後円部主軸に並行して二基の竪穴式石室が掘られていたというが、詳細は不明。 前方部の先端にも、内部に小型の割石を積み上げた竪穴式石室のような埋葬施設があったとみられている。
造り出しからは滑石製刀子(かっせきせいとうす)、籠形土器が出土しており、祭祀関係施設であったと考えられている。
形状として、同じ古墳群にある新木山古墳(奈良県・北葛城郡)との類似性が指摘される場合がある。 【関連サイト】
・巣山古墳 国の特別史跡に指定されている馬見丘陵で最大の古墳
【関連記事】
・讃岐神社(広陵町) - 大和の讃岐、『古事記』にもあるかぐや姫、『竹取物語』ゆかりの社
・河上邦彦『大和葛城の大古墳群―馬見古墳群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)』
・古墳ランキング > 33位
・大王(オオキミ)墓候補
・時 期:4世紀末
・時 代:古墳時代中期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の特別史跡
【概要】
4世紀末から5世紀初め、古墳時代前期から中期への過渡期の築造で、馬見古墳群に属する前方後円墳。国の特別史跡に指定されている。
馬見古墳群の中央群中でも大きく、中心的な存在。北向きだが、中心軸は少し北東に向いている。墳丘の周囲は幅広い周濠が巡らされており、水をたたえた濠となっている。
前方部と後円部の両方のくびれ部に方形の造り出しが付設されている。 後円部は盗掘されている。
全長204メートル、後円部径110メートル、高さ25メートル、前方部幅94メートル、高さ21メートル。後円部の頂上は径45メートル。全国33位の規模。
周濠は楯形で、幅は後円部側で33メートル、前方部側で37メートル、くびれ部造り出し周辺で57メートル。周濠の外堤は最大幅が27メートル。
後円部の頂上部が明治年間に盗掘を受け多くの遺物が出土しており、後円部主軸に並行して二基の竪穴式石室が掘られていたというが、詳細は不明。 前方部の先端にも、内部に小型の割石を積み上げた竪穴式石室のような埋葬施設があったとみられている。
造り出しからは滑石製刀子(かっせきせいとうす)、籠形土器が出土しており、祭祀関係施設であったと考えられている。
形状として、同じ古墳群にある新木山古墳(奈良県・北葛城郡)との類似性が指摘される場合がある。 【関連サイト】
・巣山古墳 国の特別史跡に指定されている馬見丘陵で最大の古墳
【関連記事】
・讃岐神社(広陵町) - 大和の讃岐、『古事記』にもあるかぐや姫、『竹取物語』ゆかりの社
・河上邦彦『大和葛城の大古墳群―馬見古墳群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)』
コメント