・所在地:奈良県天理市杣之内町
・経緯度:北緯34度58分59.79秒 東経135度84分60.63秒

・時 期:5世紀末
・時 代:古墳時代後期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
杣之内古墳群。古墳時代後期(5世紀末-6世紀前半)の築造とみられる前方後円墳。全長118メートル、高さ18メートルで前方部を南に向ける。古墳の周囲には空濠がめぐるが、発掘調査の結果、前方部の南側に幅約20メートル深さの溝が確認されており、外濠とみられている。

昭和7年、大阪平野と奈良盆地で陸軍大演習が行われた際、墳頂部に統監所が設けられ、昭和天皇が全軍の動きを統監したところとしても知られる。

【関連サイト】
西乗鞍古墳- 昭和天皇統監の場所 -

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