石見神楽提灯蛇胴(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・石見神楽提灯蛇胴(いわみかぐらちょうちんじゃどう)
・大古事記展 - IV.今も息づく古事記 島根県の神楽

・平成
・島根県立古代出雲歴史博物館蔵

特徴的すぎる佐陀神能ヤマタノオロチ面奥飯石神職神楽ヤマタノオロチ面大原神職神楽ヤマタノオロチ面など、一言で島根の神楽と言っても色々とあるが、現在最も多くの神楽団体で使用されているのは、この明治時代に石見地方浜田で発明された「提灯蛇胴」の形式。現在では石見地方以外にも中国地方一帯に広がっているという。
 
この大蛇は石見神楽の代名詞とも言うべき神楽であり、そのスケールの大きさは他の神楽の比ではない、とされる。大蛇の舞手は身体を胴の中に隠し身体を見せずに舞わなければならない。この提灯蛇胴の考案により、石見神楽は大きく改革された(石見神楽公式サイト)。

石見神楽の起源については諸説あるが、石見地方において室町時代後期には既に演じられていたと言われ、田楽系の神楽である大元神楽をルーツとし出雲流神楽・能・狂言・歌舞伎などが影響を与えて演劇性を増し、現在のような形になったとされる(Wikipedia) 。

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