翁(白色尉)(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・翁(白色尉)(おきな)
・大古事記展 - IV.今も息づく古事記 奈良県と能楽

・室町時代
・狭川両西敬神講蔵

奈良県の古式申楽の中で、式三番と呼ばれる儀式的な舞は、翁、三番叟、父尉からなる、国家安泰や五穀豊穣を祈るものだった。

敬神講という古い宮座に伝わる、門外不出の面。火災の際には自ら一時逃れ出たという伝説も残る。柔毛の跡がある眉、への字に曲がった眼、様式化された皺、口裂の線で切り離された切り顎、植毛跡の残る下顎など、翁面の形式を踏襲するも古態を示す。

狭川両西敬神講は、例えば、奈良市にある九頭神社(くずじんじゃ)」で例年10月17日に行われる神幸祭などで、県の無形民俗文化財に指定されている田楽奉納の「翁舞」などの神事が執り行われている。

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