『古事記伝』再校本・第一、第二、巻十七、巻十八(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・『古事記伝』再稿本・第一、第二、巻十七、巻十八(こじきでん さいこうぼん かんいち、かんに、かんじゅうなな、かんじゅうはち) 重要文化財
・大古事記展 - II.古事記の1300年 本居宣長

・本居宣長
・宝暦14年(1764年)-寛永10年(1798年)
・本居宣長記念館蔵

本居宣長(1730-1801年)が著した古事記全編にわたる注釈書が『古事記伝』。全44巻。『記伝』と略される。宣長が35歳の宝暦14年(1764年)から、69歳になる寛政10年(1798年)まで、35年の月日をかけて執筆された。本品は版行される前、草稿本を改めて点検したと思われる再稿本である。

この段階においても、やはりきめ細かい書き込みが行われていることが分かる。『古事記伝』の刊行そのものも32年の歳月がかかっているのも、こうした詳細な追加・訂正があったればこそか。古事記を変えた大書誕生のまさに生みの苦しみ。

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