縄文土器(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・縄文土器(じょうもんどき)
・大古事記展 - I.古代の人々が紡いだ物語 「創」 神武天皇

・青森県亀ヶ岡遺跡出土
・縄文時代晩期
・東京大学総合研究博物館蔵

前田青邨の大久米命(明治40年(1907年) 岐阜県美術館蔵)に描かれている二つの土器の一つ。もう一つは弥生土器。大古事記展では、一つの作品の中に違う土器が描かれている珍しいケースとして、参考にこれらの土器も展示している。

青森県亀ヶ岡遺跡から出土した壺型の土器で、細首、球胴、底部は小さくわずかに上げ底。頸部には眼鏡状に粘土紐の隆帯を貼付し、交点を結び目状に隆起させている。器面を丁寧に研磨した後、赤彩が施されている。

神武天皇の側近である大久米命が太刀を手に舞う勇壮な姿が描かれた前田青邨・大久米命。歴史物が得意で、研究熱心だったとされる前田青邨が時代の違う二つの土器を描いているのは、前田青邨の何らかのメッセージ、なのかもしれない。

大古事記展
 > I.物語「創」 > 縄文土器

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