大古事記展 - ぶっちゃけ古事記
“語り継ぐココロとコトバ”「大古事記展」(奈良県立美術館)
2014年10月18日-12月14日

序章

古事記を編纂したとされる太安万侶。後世に胸を張って伝えられる書物にしたいという熱い思いをもって、編纂作業に取り組み、完成させたのではないでしょうか。まずは、この思いを受け止めるとともに、古事記に登場する神々に思いをはせることから、古事記の世界への旅を始めることにしましょう。(「大古事記展」より抜粋)

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神像をより多く集め、展示されています。この第一室は、太安万侶が古事記を編纂した時の脳内を表現するように、太安萬侶神坐像(多坐弥志理都比古神社)を中心に、その周囲に伝伊耶那岐命坐像、伝伊耶那美命坐像、女神坐像(以上、丹生川上神社)、伝落別命坐像、伝大己貴命坐像(以上、小槻大社)の神像が配され、今まさに古事記が編纂されつつある模様をイメージした構成になっています。

仏像の影響を受けて制作が開始されたとされる神像。最古のものは9-10世紀のもので、古事記成立当時にはなかったかもしれません。その当時は、そうした形あるものがなくても、人々は神々を十分イメージでき、共存していたことがうかがえます。

さすがに1300年も経ってしまえば、当時の人々のように、現代の我々が頭の中だけで神々をイメージするのは極めて難しくなっています。この第一室では、そうした我々のイマジネーションを助けてくれる、見事な構成になっています。

そう大きくない室内ですが、駆け抜けてゆかずに、薄暗く幻想的な室内で、じっくりイメージを練り上げていっていただきたい、そんな序章部分です。

1.太安萬侶神坐像(多坐弥志理都比古神社、室町時代)
太安萬侶神坐像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
2.伝伊耶那岐命坐像(丹生川上神社、平安時代)
伝伊耶那岐命坐像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
3.伝伊耶那美命坐像(丹生川上神社、平安時代)
伝伊耶那美命坐像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
4.女神坐像(丹生川上神社、平安時代)
女神坐像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
5.伝落別命坐像(小槻大社、平安時代)
伝落別命坐像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
6.伝大己貴命坐像(小槻大社、平安時代)
伝大己貴命坐像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記

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